四国西部ドライブ(3)
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<コース>
佐田岬-八幡浜-(国道56号線)-西予市(宇和)-宇和島市-(国道320号線)-滑床渓谷往復-(国道56号線)-宇和島市-愛南町(深浦港)-宿毛-四万十市-(国道321号線)-土佐清水市-足摺岬
全行程約320km

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宇和島藩の穀物地帯であり、宇和街道の宿場町であった町の中心地、卯之町にはかつての町並が残されている。約300mの通りに江戸時代から昭和初期の商家が建ち並ぶ。画一的な地割りに、白壁や出格子、うだつの上がる家などが当時の面影を伝える。 |
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宇和海を望む南予の中心的都市。江戸時代初期、伊達政宗の長男秀宗が開き、明治の廃藩まで9代にわたり、伊達氏が治めてきた城下町である。 |
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築城の名手といわれた藤堂高虎の築いた伊達十万石の居城。眺望のよい城山に残る天守閣は、慶長6年(1601)、高虎の工夫といわれる「空角経始(あきかくなわ)」と呼ばれる不等辺な五角形の縄張りをしているのが特徴で、外堀や通りも同じ形が描かれていた。敵に錯覚をおこさせ、侵入を妨げる効果があったという。 |
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四万十川の支流のひとつである目黒川、その上流に奇岩や滝などが●12kmにもわたって続く大渓谷。「日本の滝百選」の巨大な一枚岩に流れる幅20m、落差80mの雪輪の滝をはじめ、浸食による 花崗岩のなめらかな川床が続く。渓谷沿いには遊歩道があり、新緑の初夏、紅葉の秋は県外からもかなりの家族連れが多く訪れるとか。 |
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宇和島市街より国道56号線と分かれ、県道37号線を遊子方面へ。大小さまざまな半島や島々からなる複雑な美しいリアス式海岸を辿ると、小さな湾を囲むように先人の苦労が偲ばれる見事な段々畑に出会う。 |
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現在は、地元のお年寄りなどがジャガイモを栽培、毎年4月に開かれる「ふる里だんだん祭り」で収穫されたジャガイモの即売会が催される。宇和島港からは観光船もある。 |
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宇和島海に細長く突き出た三浦半島は、タイやハマチの養殖と並んで「宇和島真珠」の生産地でもある。深く入り組んだ入り江には、たくさんの真珠筏が浮かぶ。宇和島の真珠は品質が高く、全国でも屈指の生産量を誇っている。 |
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再び国道56号線に戻り「日本の渚百選」に選ばれている須川海岸を経て愛南町に入る。 |
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山がそのまま海に落ち込んだような絶壁、そのリアス式海岸の深く、うねうねと回り込んだわずかな入り江に集落がある。その集落の先端に深浦漁港があった。海辺の集落や漁港に通じる多くの道は、旅行者には迷路のようなところもある。 |
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船が港に着岸すると、船底から手づかみで取り出したカツオがベルトコンベアで揚げられる。それを待ちかまえた男たちが、手早く大・中・小・の大きさ別に分けていく。さらに小の次はビリ-1・ビリ-2、またその下にシマキリと6つに仕分けされた。 |
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四国の西海岸を走る国道56号線を宿毛を経由しながら四万十川の河口にあたる四万十市(旧中村市)から国道321号線を足摺岬へ向かう。足摺半島の付け根あたりから、半島の真ん中を走る県道348号線は急カーブの連続が約10kmも続く。 |
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岬展望台前には四国八十八ヶ所38番札の金剛福寺があり、寺の前に駐車場がある。ここから展望台までは徒歩3分ほどだ。視界いっぱいに広がる太平洋は、地球の丸さを実感させてくれる。そして、もう一つの感動は、黒潮が日本で最初にぶつかるという一筋の潮の道を見ることができたことである。 |
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